「紅の豚」ドゥブロヴニク/ナヴァイオビーチ


 「紅の豚」は、空中海賊と闘う豚の姿をしたパイロットの物語で、ロマンあふれる生き様が魅力のアニメーション映画です。特に男性には年代問わずお気に入りの作品となっているのではないでしょうか。
 物語の舞台はアドリア海周辺で、作中に登場する街は、クロアチアのドゥブロヴニク旧市街です。ドゥブロヴニクは、ローマ帝国時代から続く都で、中世には海上貿易で繁栄していました。
 ドゥブロヴニク旧市街には、赤い屋根の家が立ち並び、その先には青い海がどこまでも続いています。その美しい街並みから、世界遺産にも登録されています。20世紀末には内戦が勃発し、街は壊滅的な被害を受けますが、ユネスコの支援を受け、市民たちの手によって数年後には修復されました。

 「紅の豚」には、主人公ポルコのアジトである崖に囲まれたビーチが登場します。ギリシャのザキントス島には、ここにそっくりなナヴァイオビーチという場所があります。
 ナヴァイオビーチは、ポルコのアジトと同様に断崖絶壁に囲まれているため、船でしかたどり着くことができません。ナヴァイオビーチにたどり着くと、真っ先に目に入るのが、砂浜の上に放置された難破船です。この難破船はパナギオティス号という船で、密輸船として使われていましたが、ギリシア海軍に追われた末にこの海岸へ乗り上げたといわれ、それ以来そのままの姿で放置されいます。現在では人気の観光スポットとなっているようです。

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画像参照元:http://commons.wikimedia.org/wiki/File:Dubrovnik_june_2011..JPG